Back  Top

1日目


Veneziaへ

2006/9/23

滞在していたオーストリア フィラハからイタリア ヴェネチアまで車で2時間ちょっと。
アパートから最も近い有名観光地でした。

大家さんからも「ヴェネチアにはまだ行ってないの?すごくいいところだよ。」
と勧められていました。

本やテレビで観たヴェネチア。車で2時間ちょっとの場所に住んでいる事自体が
1年前の私に想像できたでしょうか。人生何があるかわかりません。

いよいよ1泊旅行で訪れる事にしました。

お家でサンドイッチを作って、車中で朝食をとり、わくわくしています。
ピクニック気分です。


高速を降り、ヴェネチアへの橋にかかるとその向こうに大きな島が見え、
そこには大きな教会の屋根、塔が見えます。
その景色は今までにない雰囲気で、期待に胸が高鳴ります。

水の都、ヴェネチア。車は橋を渡った所まで。
駐車場から中心部までは水上バスで移動します。
水上バスからは大きな水路に並んで立つ建物が見え、別世界の雰囲気です。


リアルト橋で水上バスを降りました。とても素晴らしい眺め。本当に美しい。
想像以上の美しさに言葉をうしない、ため息がこぼれます。
ゴンドラが行き交い、人々の活気があります。ここがヴェネチアなのね。

まずはホテルにチェックインし、荷物を預けて身軽になりました。
ホテルはとても可愛い内装で、窓から見える風景もとっても素敵でした。

私たちは1泊旅行だったので荷物は身軽だったのですが、ヴェネチアは街中に運河が走り、人々の移動手段は多くの階段がある橋を経由します。
大きなスーツケースを持って町中を移動するのは大変と思いました。

身軽になり、お散歩です。どの角度から見ても完ぺきな美しさ。


細い石畳の路地、色とりどりの歴史ある建物、沢山の楽しくなるお店。
とても素晴らしい雰囲気です。想像を超えたロマンチックさに虜になりました。
橋から見える水路の風景は、どこにもない美しさと思います。

この町全体が干潟に杭を打ち、その上に建てられたとは想像を超えたスケールなのです。

他の観光地と大きく違うところは、町中に車が存在しないので、
車道、信号がなく、静かなことです。まさに夢の国。


沢山の観光客の方がこの町を楽しんでいて、活気ある町です。
ヨーロッパは日曜日は沢山のお店が休むなか、このヴェネチアは日曜日でも開いているお店が多かったです。


白く美しいリアルト橋。その橋自身のうえにも沢山のお店が建っています。
この周辺には沢山のお土産屋さんが並び、多くの観光客でにぎわっています。

通りの露店にはココナッツをよく見かけました。
その露店の通りを抜けた奥に市場が開かれていました。
まず目に入ったのが魚市。沢山の鮮魚が並んでいます。

ヴェネチアはイカ墨が有名。市場にもイカ墨をよく目にしました。

次にお野菜、果物の市場へ。新鮮な野菜、美味しそうな果物でいっぱいです。
この市場の風景はとても好きで、すべてのお店を見て回りました。

トウガラシや沢山の種類のキノコ。イタリア料理に必要な食材がたくさん並んでいました。


Burano

ヴェネチア周辺にはいくつかの島が点在しています。
そのなかでもレースで有名なブラーノ島にはぜひ訪れたいと思っていました。
ヴェネチア本島観光の前に、ブラーノ島・厶ラーノ島に向かう事にしました。

ブラーノ島へは本島から水上バスで約40分です。

ブラーノ島に着くとまず目に入るのが、カラフルに塗られた家でした。
漁師が遠くからでも自分の家が分かるように塗ったそうです。
とても鮮やかで、可愛い町並み、まるで絵本の中みたい。自然とウキウキするのです。

可愛いピンクの壁のこのレストランで昼食をとる事に。お天気のいいこの日は、テラス席がにぎわっていました。

主人は牛肉のグリル、私は手長エビのスパゲッティを頂きました。
とっても美味しいイタリアンを楽しみました。

食事の後、中心部に向かう途中にお菓子屋さんを発見。
窓から覗くとブラーノ島の名物お菓子「エッシ」が並んでいました。
エッシは卵たっぷりのブラーノ島のクッキーで、今回の目的の1つでした。

もちろんその場でいただきました。このS時が特徴のお菓子。
卵がたっぷりで素朴な甘味は懐かしい味でした。この素朴な味がとても気に入り、後々主人がヴェネチアを訪れるたびにお土産にお願いする程ファンになりました。

お腹も一杯になり、ブラーノ島の中心部へ。レースで有名なブラーノ島。
あちこちにレース細工のお土産物屋さんがあります。小さなレースの飾りから、大きなものまで、かわいい刺繍製品メルレットが目を引きます。

ブラーノ島にあるレース博物館。ブラーノ島での1番の楽しみでした。
昔のレースや装飾品、レースのドレスなど素敵なレースが沢山飾られています。
ブラーノ島のレースは空中刺しと呼ばれる針を使った技法で編まれ、非常に貴重な物だそうです。この博物館では空中刺しの実演がされているのですが、細かな作業で、手編みのメルレットが非常に高価な理由が分かりました。


この博物館に飾られているレース達が、このように手で編み上げられたかと思うと、素晴らしく貴重の一言で感動です。ブラーノ島を訪れて良かったと思いました。


Murano

ブラーノ島を後にし、今度は厶ラーノ島にやって来ました。この島はヴェネチアングラスの工房が集まることで有名で、島のあちこちにヴェネチアングラスのお店・工房を見かける事が出来ます。ステンドグラスのような大きく高価な物から、可愛いピアスまで、思わず立ち止まってしまいます。

私も可愛いヴェネチアングラスのピアスやペンダントトップが気に入り、せっかくここまで来たのだからお気に入りを選んだら?と主人。数点購入しました。


ヴェネチア本島も含めて、同じ商品でもお店によって値段に差がありました。
ヴェネチアングラスの商品に関しては、厶ラーノ島が比較的安かったです。

厶ラーノ島から本島へ渡る水上バスを待っていると、目の前にジェラードのお店が。
西日が差し始め、まだ暑さが残るこの時間、誘惑に負け、いただきました。
レモンとバニラのジェラードは、スッキリとした味わいでとっても美味でした。


厶ラーノ島から本島の間に、サン・ミケーレ島の停留所があり、そこから綺麗な教会が見えたので、寄ってみる事にしました。閉園前だったのゆっくり見る事は出来なかったのですが、
美しい教会、回廊、庭園などを見る事が出来ます。


Venezia

ヴェネチア本島へ戻った頃は、夕日が落ち始めていました。建物が密集しているので、ほとんどの路地は影に覆われます。夕方ののんびりした時間、お腹が減るまでお散歩に行く事にしました。

沢山の運河を渡る掛け橋、そこから見える風景の美しさに、毎回足が止まります。
ヴェネチアは本当に美しい町です。

あちこちにあるお菓子屋さん。かわいい素朴なお菓子にも毎回足が止まります。

何度も何度も立ち止まりながら、ようやく目的地、サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会へやって来ました。とても大きく、立派な教会。
ちょうど夕日が美しく照らしていました。

この教会前の広場にあるベンチで夕日が落ちるのを見とどけ、
ベンチに腰掛け、のんびりした時間を過ごしました。

今、自分たちがヨーロッパで過ごしているこの時間が日常になっている。
・・ということが実は、非日常なんだとふと思います。
とても貴重で、素晴らしい時間を過ごしている。
この時間を大切にしようと主人と話していました。


すっかり日も落ち、夕食です。この日はホテルの下にあるイタリアンレストランへ。
白ワインで乾杯です。う〜ん美味しい。

まずはサラダを頂き、メインに主人はピッツァ クアトロ・フォルマッジ、主人の大好物です。私はラザニアを頂きました。とても美味しく満足です。

この日は頑張って、食後のデザートまで頂きました。お店の方のお勧め、パンナコッタ。
苦味のきいたカラメルソースがぴったりでした。チョコアイスも美味でした。

こうしてとても中身の濃かったヴェネチア1日目が終わりました。

ヴェネチアの夜を過ごせるなんて、わたしの人生でまさかあるとは思わなかったので
幸福感に包まれました。


1日目

Back  Top